ドイツの屋根裏部屋から
川のほとりの小さな屋根裏部屋で、旦那さんと楽しくプチ節約生活中。
先日、夫が何とも素敵な物を買ってきてくれました。
Physalis、食用のホオズキだそうです。
食べるホオズキと言うと、私はこれまであまり馴染みがなかったのですが、
何やら夫によると、これはとても美味なるものだそうで、
「それならぜひ一度食べてみたい!」と常々思っていたのでした。
それがちょうど、いつも行くスーパー(ALDI)で
なんと1パック49セントだったらしく!!
しかもとても新鮮。
甘酸っぱい、とても良~い匂い♪がします。
早速、夫が手ずからホオズキを綺麗に洗って、
顎をから実の部分を丁寧に外してくれました。
なんだかこうして見ると、小さいミニトマトのようです。
ホオズキはナス科の植物だというから、なるほどそれも然り。
実際のお味はというと、これはちょっと初めてのお味!
オレンジ色でよく熟している分、甘酸っぱくてとても美味しいのですが、
有るか無きかのほんのりとした苦味。
そして、なんとも言えない、クリーミーにすら感じる独特の後味。
ちょうど熟れている美味しいのに当たったというのもあるかもしれませんが、
これはちょっと、なんともクセになる美味しさだなぁ!
夫によれば、ホオズキには風邪対策に役立つビタミンCのほか、
ビタミン類がとても豊富に含まれているのだとか。
コクのある後味もたまりませんが、爽やかな柔らかい酸味があるので
なんだかリフレッシュした気分にさせてくれます。
ドイツでも時々スーパーなどで扱いがあるようなので、
皆様も、よく熟れたオレンジ色のホオズキをどこかで見かけたら
ぜひ一度どうぞ。
まさに、試してみるだけの価値ある美味しさでした☆
(※ちなみに、日本で夏によく見かけるような
観賞用のホオズキには毒性があるそうなので、間違って食べないようにね!)
ドイツ語の「ホオズキ」を意味する「Physalis」という語、
なんだか字面がギリシア語かラテン語っぽいなーと思いましたら
やはりギリシア語起源だそうです。
ヨーロッパにおけるホオズキの歴史は古く、
すでに古代ギリシアの薬学者ディオスコリデスという人の著書に
Physalisについても言及があるらしいです。
その後は6世紀頃、図版としても初登場するとのこと。
ホオズキは、昔から馴染みのある植物だったんですね~。
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